この記事を読んでいるあなたは、
- ウォーターサーバーのはじまり
- 日本で普及した理由
- ウォーターサーバーは今後どう普及してくのか
上記のことを知りたいと考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたにウォーターサーバーの歴史をお伝えしていきます。
結局、おすすめのウォーターサーバーはどれ?
当サイトの人気ランキングでは、
1位の『コスモウォーター』と、2位の『プレミアムウォーター』が3位以下を大きく引き離した2トップでした。
特に『コスモウォーター』は
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などの理由で、今一番おすすめのサーバーとなっています。。
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【ウォーターサーバーの歴史】はじまりはアメリカ!?
今でこそ多くの家庭に普及しているウォーターサーバーですが、実は長い歴史があるのはご存知でしょうか?
まず最初に、ウォーターサーバーのはじまりについて見ていきましょう。
ウォーターサーバーは1910年に誕生した
ウォーターサーバーは、今からおよそ110年前の1910年頃に誕生しました。
当時はアメリカ南西部の乾燥した地域に水を供給するために、ろ過装置が付いた給水装置(ウォータークーラー)が開発されました。
そして最初の給水装置(ウォータークーラー)を開発したわずか20年後の1930年代に、本格的なウォータービジネスが確立します。
この頃の給水装置こそが、現在のウォーターサーバーの原型となっているのです。
誕生のキッカケは水不足
アメリカ南西部は乾燥した土地であり、なかなか水が確保できていませんでしたので、以前までは別の土地から水を運んでいたのです。
しかし、この給水装置ができたおかげで水不足の地域をはじめ、アメリカ各地の人々は綺麗な水が飲めるようになりました。
アメリカのウォーターサーバー事情
アメリカのウォーターサーバーは、
- サーバー本体を購入するのが一般的
- 水の値段が1,000円以下と非常に安価
- 使い切ったボトルはスーパーで回収
- 「1ヶ月◯本」「最低本数◯本」のように購入のノルマがない
という特徴があります。
水道水をそのまま飲む人はアメリカ全体の約30%程と、決して高くありません。
日本でこそ水道水をそのまま飲むことができるのが当たり前となっていますが、アメリカを初め、海外では水道水自体をそのまま飲むのは衛生的によくないと認知されているようです。
そのため、アメリカ全体の70%以上はウォーターサーバーや浄水器、ペットボトルの水を飲用しているのです。
【ウォーターサーバーの歴史】日本への上陸!
日本にウォーターサーバーが上陸したのは1980年代。アメリカで開発されてから70年後となります。
海外と比べると、かなり遅れて普及してきていることがわかりますね。
しかし現在は日本でもウォーターサーバーの需要は高まってきており、かなり普及が進んでいるのです。
でも、そもそもなぜ日本はウォーターサーバーを必要としてこなかったのでしょうか?また、今まで必要としてこなかったのになぜ普及しはじめたのでしょうか?
そんな疑問を解決するために、ここでは日本のウォーターサーバーの歴史ついて解説していきます。
日本への普及が70年も遅れた理由とは?
1930年代にはすでにウォータービジネスが確立されていたアメリカ。
日本に伝わるのに70年もの時間がかかっているのは、昔から日本は「綺麗な水に困ることがなかった」からです。
日本はアメリカに比べ、山林や川が多く年間を通して雨が降ります。
また、日本全国どこにいても地面を掘れば綺麗な水が湧き出てきます。
そして湧水の近くには、水を溜めるための井戸がたくさん作られていたため、水の確保に困ることがありませんでした。
このように、日本の恵まれた気候が、ウォーターサーバーの普及を70年も遅らせていたのです。
普及のキッカケは四大公害
古くから湧水を組み上げて生活水にしていた日本でも、近代化が進めば進むほど、水質が悪くなってきます。
そして1950〜1970年代に発生した「四大公害病」が住民へ大きな被害をもたらすのです。
代表的な「四大公害病」は、「水俣病」や「イタイイタイ病」などがあります。
「四大公害病」がきっかけで、人々は環境問題や薬剤の使われている水道水に対し、不安を抱くようになりました。
さらにこの時代は「高度経済成長期」の時代でもあります。好景気の影響もあり、人々は安全で美味しい水を求めることが多くなっていったのです。
日本のウォーターサーバー事情
公害がきっかけで人々が綺麗な水を求めるようになり、徐々に日本でも普及が進んでいるウォーターサーバー。
日本のウォーターサーバー事情は、次のようになっております。
- 昔と比べるとコストパフォーマンスは格段によくなった
- 海外に比べると日本の普及率は低い
- 水の注文にノルマがある
- 東日本大震災後の放射能物質の影響で、再び水の安全性についての関心が高まった
- 災害に備えた水の備蓄として、ウォーターサーバーを利用する人が増えた
などがあります。
2019年時点での日本の普及率は全世帯の約4.3%ほどとなっています。
海外と比べると、普及率はまだまだ高くはありませんが、ウォーターサーバーの契約件数は年々増加傾向を辿っています。
【ウォーターサーバーの歴史】ウォーターサーバーのこれから
ここでは、ウォーターサーバーのこれからについてご説明していきます。
ウォーターサーバーvsミネラルウォーター
日本人が利用している飲用水の種類は、以下の種類と割合になっています。
- 水道水・・・54.6%
- 市販のミネラルウォーター・・・30.1%
- 浄水器を通した水道水・・・19.2%
先ほども述べたように、2019年時点のウォーターサーバー普及率は4.3%であるため、ミネラルウォーターの方が普及が進んでいると言えます。
しかし、災害や、日本の水道管の老朽化問題の影響で、備蓄もできるウォーターサーバーの購入を検討している人も少なくありません。
進化を続けるウォーターサーバー
もともと企業を中心に普及していったウォーターサーバーですが、現在は一般家庭への需要が高まってきています。
そのため、ウォーターサーバーの形や機能性、デザインも一般家庭向けに進化を遂げているのです。
また、赤ちゃんやお子さんのいる家庭向けに開発されたチャイルドロック付きのものや、災害時にも使用できるものも登場しております。
ウォーターサーバーは今後も普及する
日本でも、今後ウォーターサーバーは普及が進むと考えられます。
なぜなら「安全で美味しい水を飲みたい」と考える人は確実に増えているから。
また、災害時の備蓄用としても活躍します。
さらにこれからの働き方として、フリーランスや在宅ワーカーが増えることも予想されますので、1家に1台、ウォーターサーバーを置く家庭も増えていくとも考えられます。
そのため、日本でのウォーターサーバー普及はこれからますます高まってくると言っても過言ではありません。
ウォーターサーバーの歴史を知ることで、普及している理由が見えてくる
ウォーターサーバーの歴史についてご紹介しました。
もともとは水に困ることのなかった日本。
しかし、「四大公害病」や「東日本大震災」をきっかけに人々の水に対する関心度が高まり、ウォーターサーバーの普及へと繋がりました。
さらに、今後は人々の働き方も変わっていき、フリーランスや在宅ワーカーが増えていくこから、ウォーターサーバーの普及率はさらに上がっていくことでしょう。
私たちの身体の60%は水分でできており、飲み水から受ける影響はかなり大きいはず。
そう考えると、ウォーターサーバーの普及が進むほど、健康的な毎日が送れる可能性が高まるとも考えられますね。