バナジウム天然水の効果とは?科学的根拠や注意点まで徹底解説

この記事を読んでいるあなたは

  • バナジウム天然水ってなに?
  • どんな効果があるの?
  • 効果的な摂り方は?

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、バナジウム天然水の効果と摂取方法についてお伝えしていきます。

科学的根拠があるのかどうか、摂るときに注意しなくてはいけない点についても解説していきますので、参考にしてください。

バナジウム天然水の効果と科学的根拠

実験

まずはバナジウム天然水について、どのような効果があるのか、科学的な根拠はあるのかについて解説していきます。

バナジウムはインスリンと同じ働きをするミネラル

バナジウムは、インスリンと同じ働きをするミネラルです。

インスリンは、糖の代謝を調節して血糖値を一定に保つ働きをするため、糖尿病治療に深い関わりを持っています。

バナジウムも、インスリンと同じく糖尿病の治療に有効なことが、ラットによる投与実験とその後のヒト試験で実証されています。

「富士山のバナジウム天然水」がバナジウム天然水提供の先駆け

バナジウム天然水は、2006年にアサヒビールが「血糖値低下に効果がある」と発表したことによって一躍有名になりました。

アサヒビールでは、2004年からペットボトルに入ったバナジウム天然水を販売していましたが、実際にバナジウムに血糖値を下げる効果があるという研究結果が出たのが2006年だったのです。
その後数回のリニューアルをおこないながら、現在でも「アサヒおいしい水 富士山のバナジウム天然水」として、展開されています。

また、バナジウム天然水を提供している宅配水サービスとして有名なのは「富士山の銘水株式会社」です。

富士山の銘水株式会社がウォーターサーバー事業として展開している「フレシャス」では、ミネラル含有量の違う3種類の天然水を取り扱っており、そのうちの1つ朝霧高原天然水では1Lあたり180μgのバナジウムを摂取することができます。

富士山の銘水株式会社もアサヒビールに負けじと、2013年、日本薬科大学との共同研究において「バナジウム天然水にメタボリックシンドローム改善の効果が見られた」と発表しています。

ヒト試験で血糖上昇の抑制やコレステロール低下作用が認められている

2006年に発表された、アサヒ飲料・アサヒビール・日本薬科大学・東京医科大学による共同研究(バナジウム含有天然水の糖尿病改善作用における考察)において、ヒト試験での血糖上昇抑制、コレステロールの低下作用が認められています。

試験内容は、グループを2つに分け、それぞれバナジウムを含まない天然水とバナジウム天然水を、1日に540ml(180mlを計3回)飲む生活を4ヶ月間続けるというものです。

試験開始後3ヶ月がすぎる頃には、バナジウム天然水を飲用しているグループに明らかな血糖値の低下が見られました。

ただし、この試験ではバナジウム天然水の味を知っている人が多かったため、自分の飲用水がバナジウム入りなのかそうでないのかを被験者が判断できてしまっていた、と記述されています。

いわゆるプラセボ効果という側面もあったということです。

しかし、このあとにおこなわれた「バナジウム水について詳しくない被験者を対象とした実験」でもほぼ同様の効果が得られていることから、バナジウムには糖尿病に対する改善効果があると言えるでしょう。

なにより、今までのバナジウム投与実験では1日に30mg以上の投与で得られていた血糖値を下げる効果が、1日540mlの天然水、バナジウム含有量で言うと33~65μgで効果が見られたというのが大きな成果です。

バナジウム天然水を飲むことで得られる3つの効果

ポイントを説明する女性

では、バナジウム天然水を飲むことで得られる効果について、さらに詳しく見ていきましょう。

血糖値を下げる

血糖値が上がると、膵臓で作られたインスリンというホルモンが働き、糖はエネルギーに変換されます。この働きによって血糖値が下がるというのが、糖尿病治療にインスリンが使われる理由です。
バナジウムには、インスリンの代わりに同様の働きをして血糖値を調整する働きがあります。

このことから、糖尿病の予防としても有効であると考えられています。

老廃物が排出されやすくなる

血糖値が下がると血液がサラサラになることが知られています。
結果として、体内の老廃物が排出されやすくなるため、むくみや肌荒れの改善効果が見込めます。
バナジウム天然水は、美容やダイエットに気を使う人にもおすすめの水なのです。

脂質やコレステロールの代謝を促す

バナジウムを使った動物実験では、脂質の代謝とコレステロールの合成抑制効果が認められており、ヒトに対しても同様の効果が得られると考えられています。

血管にコレステロールが蓄積されるのを防ぐため、動脈硬化の予防にも効果的です。

 

バナジウム天然水効果的な摂り方と注意点

コップに入った天然水

バナジウムは、人間の体内に50~200μg存在すると言われていますが、体内で生成する事はできない栄養素です。ここでは、効果的なバナジウムの摂取方法と、摂取の注意点についてお伝えします。

こまめに毎日摂る

バナジウム天然水で体内に取り込んだバナジウムには、残留効果は認められていません。
バナジウム天然水の効果を検証する実験でも「180mlを3回に分けて摂取する」という方法をとっていたことからも、一度に大量に摂るよりも一日の間で数回に分け、こまめに摂取するほうが効果的と言えます。

また、連続摂取によって効果が維持されるので、コップ一杯の水を複数回に分けて摂取する生活を毎日続けるのがおすすめです。

食品中にもバナジウムは含まれるが効率的に摂るなら水がオススメ

バナジウムが多く含まれる食品としては、ひじきや海苔、あさり、ホタテなどが挙げられます。
とはいえ、いずれも副菜として少量を食べるような食材ですので、毎日一定量を摂りたいのであれば、バナジウム天然水からの摂取が効率的です。

ちなみに、バナジウム水は浸透性に優れているので、バナジウム温泉など体の表面から吸収することによる健康・美容効果もあることがわかっています。

大量摂取は危険

さまざまな健康効果があるバナジウムですが、マウスを使った実験では過剰摂取によって心不全や呼吸困難などが見られました。対ヒトへの投与でも、胃腸機能障害や皮膚疾患が起こった例があります。
健康に良いからと言って、過剰に摂取することはやめましょう。

とはいえ、健康被害が起きたのは、1日に2mg以上のバナジウムを摂取した際のことです。
現在出回っているバナジウム天然水のバナジウム含有量は、多くても1Lあたり180μg。2mgは2000μgですので、過剰摂取しようとすれば10Lほど飲む計算になります。

バナジウムを多く含む食材として有名なひじきも、干した状態100gあたりのバナジウム含有量が520μgと言われていますので、通常範囲内の摂取であれば問題はないでしょう。
バナジウムに限らず、過剰に摂取すると健康被害を及ぼす栄養素は多くあります。
何事もバランスが大事ですので、偏りなく栄養を摂るよう心がけていきましょう。

糖尿病の薬を服用している人は注意して摂取すること

糖尿病に効果があると言われるバナジウム天然水ですが、現在糖尿病の薬を服用している人は飲用前にかかりつけ医に相談しましょう。

薬とバナジウムの血糖値を下げる効果がダブルで働くことにより、血糖値が下がりすぎてしまう可能性も考えられるからです。

また、バナジウム天然水は医薬品とは異なります。

実際に、バナジウム天然水の効果を検証するヒト試験でも、治療中の1型糖尿病患者は被験者から除外されていました。

あくまで日常の健康サポートとしての使い方に留め、自己判断で病気の治療に使う行為はやめましょう。

 

バナジウム天然水は劇的ではないものの確実に健康効果がある

健康的な女性

「強力な血糖降下作用は持っていない」とされるバナジウム天然水ですが、医薬品ほどの効果は得られないにせよ、血糖値を下げる効果があることは実証済みです。

通常摂取の範囲内であれば副作用の心配もいりませんし、1日1L未満の摂取で効果が見られるお手軽な健康法ですので、興味がある人は一度試してみてはいかがでしょうか。

バナジウム天然水が飲めるウォーターサーバーを契約すれば、負担なく毎日の習慣にすることができるはずです。