検索されてます!
  1. 安い
  2. おしゃれ
  3. 赤ちゃん
  4. コスパ
  5. 比較

水道水を安全に飲める国は少ない?海外の水道水事情とは

日本では当たり前に飲める水道水ですが、海外では水道水を飲むことはできるのでしょうか?

その他にも海外と日本の水道水の違いなど気になることがたくさんありますよね。

この記事では気になる世界の水道水事情について詳しくまとめていきます。ぜひご覧ください。

 

世界のほとんどは水道水が飲めない

水道水

海外には195ヵ国ありますが、そのうち何ヵ国で水道水を飲めると思いますか?

答えは日本以外に「15ヵ国」です。世界のたったの7.7%しか水道水を飲むことができないということです。

この実情に驚いた方も多いはず。

日本では当たり前に水道水を飲料水として利用していますが、世界のほとんどの国では水道水を飲むことはできないのです。

アフリカなどの発展途上国では水道さえ無いということもあります。

世界の水道水事情についてもっと詳しく見ていきましょう。

水道水が飲める国はどこ?

海外

では水道水が安全に飲める国はどこなのでしょうか?地域別に見ていきましょう。

アジア

・日本
・アラブ首長国連邦(UAE)

アジア圏で水道水が安全に飲めるのはなんと日本とアラブ首長国連邦の2ヵ国だけになります。

アジアは私たちにとって身近な地域なので、水道水を飲める国がもっと多いイメージがありましたね。

アラブ首長国連邦の水道水はWHOの基準に沿っていて、飲むことは可能です。しかし海外からの旅行客などは水道水を飲まず、ミネラルウォーターを購入するのが一般的となっています。

その理由は貯水槽の清掃が不十分なこともあり、基準はクリアしているが決して安全性が高いとは言えないからです。

アジアで水道水が安全に飲めるのは実質的には日本だけということになります。

オセアニア

・オーストラリア
・ニュージーランド

続いてオセアニアで水道水が飲めるのはオーストラリアとニュージーランドとなります。

アジアと同じく2ヵ国だけとなりました。水道水が飲める国がいかに少ないかがわかりますね。

水道水を飲むことができるオーストラリアですが、とても乾燥が激しく十分な水が確保しにくい地域とされています。

そのためオーストリアで水道水を利用する時は無駄遣いすることなく大切に使いましょう。

アフリカ

・南アフリカ
・モザンビーク
・レソト

続いてアフリカです。

水道水の飲める国は南アフリカ、モザンビーク、レソトの3ヵ国になります。アジアやオセアニアより水道水を飲める国が多いのが驚きでした。

しかし現地の人以外はペットボトルのミネラルウォーターを買うのが一般的です。

水道水の飲める国でも地域によっては水質が悪く、安全性もあまり保証できません。

発展途上国もまだまだ多いアフリカでは水道整備が不十分な可能性も高いためです。

アフリカに行く機会があれば、ミネラルウォーターを持っていくことをおすすめします。

ヨーロッパ

・アイスランド
・アイルランド
・ドイツ
・フィンランド
・オーストリア
・クロアチア
・スウェーデン
・スロベニア

ヨーロッパではアイスランドやアイルランドをはじめとし、全部で8ヵ国で水道水を飲むことができます。

ヨーロッパはどの州よりも水道水が飲める国が多いです。食のこだわりが強いヨーロッパらしい結果になりました。

またヨーロッパは自然豊かな国が多く、水質が高いことが特徴です。

オーストリアでは、アルプスの湧き水を水道水として使用しています。とっても贅沢ですよね。

そのためミネラルウォーターを購入するより水道水を飲んだ方が美味しいそうです。

アメリカ

・カナダ

最後にご紹介するのはアメリカです。

アメリカで水道水が飲める国はカナダだけとなります。

アメリカには数多くの国があり、経済や技術が発達しているため水道水が飲める国がもっと多い気がしました。実際1ヵ国だけととても少ないのが印象的です。

そんなカナダの水道水は味が美味しいことで知られています。

カナダは自然に恵まれた国のため水源があり、ペットボトルによる環境汚染を起こさぬよう水道水を飲むことを推奨しているほどです。

このように世界中で水道水が飲める国は「16ヵ国」しかないことがわかりました。

 

日本の水道水の安全性はとても高い

安全

世界で水道水が飲める国はたったの15ヵ国。

しかしその15ヵ国の中でも現地の人以外は水道水を飲まない国も多く、水道水が飲めるからといって安全性が高いとは言えません。

そんな中日本の水道水は世界トップクラスの安全性を誇っています。

日本の水道水の安全性が高い理由は、水道法という法律で厳しく水質基準を定めているからです。

その法律をもとに200種類以上もある検査を定期的に行い、水道水の安全性を常に確かめています。

さらに水道水は浄水場という施設で汚れを取り除いた後、塩素で消毒をして、初めて私たちのもとへと届けられます。

ここまで徹底した水道水の安全管理は世界的に見ても珍しく、日本人の衛生観念の高さが伺えます。

こうした厳しいチェックを乗り越えてきたお水だけが水道水として送り出されるので、安全性が高く飲料水として利用することができるのです。

 

なぜ水道水が飲めない国があるの?

考える女性

日本の水道水の安全性が高いことがわかりましたが、逆になぜ水道水が飲めない国があるのでしょうか?

水道水が飲めない国の2大原因は「国土の面積」や「コスト」の問題です。

日本は国土面積がとても小さい国のため、水道整備を行いやすく一般に水道水を普及しやすいです。

一方国土面積が日本の何十倍も大きい国はたくさんあります。その国では水道整備をするのも、国民全員に普及するのもとてつもない時間がかかります。

そこに絡んでくるのがコストの問題です。

飲める水道水を作るためには、水中の細菌などを取り除く浄水器の設置など様々な技術と費用がかかります。

国土面積が広いと工事や整備にかかるお金も膨大になるため、整備できずにいるのが現状です。

安全なお水を当たり前に飲めることに感謝の気持ちを持たなくてはいけませんね。

日本と海外の水道水の違い

どっち

続いて安全面以外での日本と海外の水道水の違いを見ていきたいと思います。

一体どんな違いがあるのか気になりますね。

水道料金

日本と海外の1つ目の違いは「水道料金」です。

安全な水道水を用意できたとしても、価格が高すぎると一般には流通しません。国中に水道水を広げるためには価格の安さも重要なポイントになってきます。

日本 13$
サンディエゴ 37$
シアトル 32$
バンクーバー 31$
シドニー 24$
ロンドン 21$
サンフランシスコ 20$
ニューヨーク 14$
シンガポール 11$

出典:水道技術研究センター(2016)「水道の国際比較に関する研究(国外の水道料金)」

この表を見てわかるように、ほとんどの国の水道料金は日本より高いです。

そしてこの表にある国は水道水を飲めない国ばかりだということに気づきましたか?

世界では飲めない水道水が日本よりも高いのです。これでは水道水が飲めるようになって価格はさらに上がることが予想され、国中に流通するのは難しいと考えられます。

日本は軟水、ヨーロッパは硬水が多い

続いての日本と海外の違いは「水の硬度」です。

硬度とは水に含まれるカルシウムや塩、マグネシウムの量を表しています。

含まれる量が多い水を硬水、含まれる量が少ない水を軟水と言います。

世界的には硬水の地域が多く、特にヨーロッパは硬水の傾向にあります。反対に日本は軟水が多いとされています。

海外の水を飲むとなんだか口に合わなかったり、お腹を壊してしまうのは水の硬度が合わないからです。

なぜ日本では軟水が多いのでしょうか?その理由は2つあります。

1.地形

硬水の多いヨーロッパでは平坦な地形が多く、水が地中に留まっている時間が長いです。

そのため地中のミネラルが多く溶け出し、硬度の高い硬水になりやすいのです。

一方日本は急勾配の地形が多く水が地中に留まりにくいため、ミネラルがあまり含有されないようです。

2.日本の石鹸に合うのは軟水

続いての理由は「日本の石鹸に合うのが軟水」だからです。

石鹸やボディーソープ、シャンプーなどはしっかり泡立つことで汚れを落としてくれます。

お風呂好きの日本人は石鹸で体をよく洗うのが好きですよね。

しかし硬水では石鹸は泡立ちにくく、汚れをしっかり落とすことができません。それは石鹸の成分と硬水に含まれるミネラルが結びつき「石鹸かす」を作ってしまうからです。

そのためお風呂好きの日本では軟水の方が好まれています。

このように日本の地形が軟水を生み出しやすく、さらに軟水を利用してお風呂に入ることを好むため日本では軟水が根付いています。

海外の水道水にはフッ素が貼付されていることも

海外の水道水にはフッ素が添加されていることがあります。

フッ素とは虫歯予防に非常に効果的とされている成分です。

その成分を水道水に添加させる方法を「水道水フロリデーション」といい、虫歯予防のために意図的に行なっています。

フッ素濃度が高すぎると「フッ素症」という病気を引き起こしますが、ちゃんと調整された量なら問題ありません。

1945年にアメリカで始まったのがきっかけとなり、現在ではブラジルやイギリスなど60ヵ国ほどの国で水道水にフッ素を添加しています。

海外の人は日本人より歯が白くて綺麗なイメージがありますが、この水道水のおかげかもしれませんね。

 

海外のウォーターサーバー普及率は日本の10倍

ウォーターサーバー

ここまで水道水の飲める国は世界で15ヵ国しかなく、世界の水道水事情は様々だというお話をしてきました。

そんな水道水事情の違いにより、海外ではウォーターサーバーの普及率が日本の約10倍とされています。

日本の家庭でウォーターサーバーを使用している割合は5%、それに対してアメリカのウォーターサーバー使用率はなんと50%になります。

2人のうち1人は自宅にウォーターサーバーがあるなんて驚きですね。

またアメリカはウォーターサーバーの発祥地であり、世界的に見てもウォーターサーバーの普及率がトップになります。

水道水が安全に飲めないからこそ、ウォーターサーバーを設置して美味しいお水を飲むのが海外のスタンダードになりつつあります。

 

海外で水道水を使う時の注意点

注意

最後に海外で水道水を使う時の注意点をご紹介したいと思います。海外出張や海外旅行へ行く機会もあると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

沸騰させたらいいの?

まずは水道水が飲めない国でも沸騰させれば飲めるのか?という疑問です。

食べ物などでも80℃以上で火を通せば大丈夫などと聞くことがありますよね。

しかし水道水を沸騰消毒で飲めるようにするには「浄水器+5分以上の沸騰」が必要になります。

浄水器を自分で購入して海外まで持ち運ぶのはなかなか大変ですよね。さらに5分以上の完全沸騰が必要になるので、2〜3分の中途半端な沸騰では最近がなくなりません。

そのため自分で浄水器を買って沸騰消毒するのは現実的ではありません。

海外へ行く時はペットボトルのミネラルウォーターを購入することをおすすめします。

現地の料理は大丈夫?

「現地の料理」と言っても場所により大丈夫かどうかが決まります。

例えば現地でも有名なレストランなどでは食事をしても大丈夫です。

しかし路上にある屋台のようなお店での食事は控えた方が良いです。

屋台のような狭い場所ではミネラルウォーターなどを使用せず、水道水を使っている可能性が高いためです。

また気温の高い地域では屋台での食材は傷みやすく、慣れない国での体調不良を避けるために屋台での食事は控えた方が良いでしょう。

歯磨きの時に使ってもOK?

海外へ行く時は大抵泊まりになると思います。

その時、歯磨きに水道水を利用しても大丈夫なのか気になりますよね。

結論は「ペットボトルの水を利用した方が良い」となります。

歯磨きで口を濯ぐだけに思えますが、水道水が唾液と混じり少量ですが飲み込んでしまいます。

そうすると体調不良などを起こす危険があるので、歯磨きの際もペットボトルの水を利用した方が安全です。

海外で体調を崩すのはとても不安なことなので、どんな場面でも出来るだけ水道水の利用は避けましょう。

 

海外の水道水事情まとめ

海外景色

この記事では海外の水道水事情についてまとめてきました。

世界で水道水が飲める国は日本を含めて15ヵ国だけと非常に少ないことがわかりました。

その15ヵ国でも決して水道水の安全性が高いわけではなく、旅行客はペットボトルの水を購入するケースも少なくありません。

それに比べて日本の水道水は世界トップクラスの安全性を誇ります。私たちが当たり前に飲んでいた水道水のありがたみを感じることができました。

海外でも水道整備が進み、多くの人が安全なお水を飲めるようになるといいですね。