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純水や超純水を飲むのは危険!?ウワサの真相を調べてみた

この記事を読んでいるあなたは

  • 純水や超純水を飲むと死ぬって本当?
  • 純水や超純水には毒性があるって聞いたんだけど?
  • 純水が危険ならRO水もダメなの?

上記のように考えているかもしれません。

結論から言うと、純水も超純水も危険ではありません。

この記事では、純水と超純水は危険ではないという根拠、危険だというウワサが広まった理由ついてお伝えしていきます。

純水や超純水を飲むのは危険?

試験管

「純水 危険」で調べると、純水や超純水を飲むのは危険だという声と、全く危険ではない・危険という科学的根拠がないという声両方が散見されています。

ここでは、純水とはそもそも何なのかという観点から、純水の危険性について解説していきます。

結論から言うと「危険ではない」

超純水や純水は、溶け込んでいる物質の量が非常に少ない、限りなく「H2O」のみで構成された水です。

よく、水はものを溶かし込む力が強いと言われるように、H2Oのみで構成された純水な水こそ、触れた物質を溶かす力が強いのです。

このことから、超純水や純水はものを溶かし込む力が強すぎて身体を溶かしてしまう・体内にある栄養素を溶かしてしまうと言われるのですが、現実的には考えにくいでしょう。

なぜなら、その溶かす力の強さ故に、超純水は封鎖空間でしか存在できません。

空気に触れただけで気体を溶かし込み、口に含めばたちまち純度が弱まります。

喉や内臓に到達する頃には超純水でも純水でもなく、粘膜を溶かしてしまう心配はありません。

純水は肌や内臓が敏感な人にこそおすすめ

純水や超純水は肌が荒れる・下痢をすると言われていますが、有害物質・塩素・細菌ウイルス類・ミネラルが除去された水なので、敏感肌に優しく、胃腸が弱い赤ちゃんや高齢者にもおすすめできる水です。

純水が身体に悪影響を及ぼすというのであれば、赤ちゃんのミルク作りやペットの飲み水にも安心だとして売っているRO水(※)は健康被害によるクレームの嵐になっているでしょう。

※RO水とは、特殊なフィルターを通して不純物を取り除き、限りなく純粋に近づけた水のことです

純水や超純水が危険だという噂はなぜ広まった?

悪い噂

「純水や超純水を飲むと身体を壊すというのは有名な迷信」とされながらも、いまだに危険を訴える記事が上がり続けているのも事実です。

ここでは、なぜ純水や超純水は危険だとする話が広まったのかについて解説していきます。

物質を溶かし込む性質が強いから

事実として、純水・超純水は物質を溶かし込む性質が強いです。もともと溶け込んでいる物質が少ないから、他の物質の影響を受けやすく、簡単に染まってしまいます。

そのため、体内のミネラルが溶け出してしまう・手が荒れるような水を飲んだら内臓まで荒れてしまう・浸透圧の関係でお腹を壊すなどと言われるようになりました。

しかし、超純水を扱って実験をするときの注意事項を読むと、「超純水を使うときはなるべく早く試薬調製したりサンプルを入れたりしないと、実験室の空気との接触で汚染されてしまう可能性がある」と書かれています。

つまり、超純水をコップに注いで部屋においている段階で、その水はもう超純水ではないのです。

そして、口に含んだ時点で唾液と混ざり、すぐに普通の水になってしまいます。

蒸留水の中に淡水魚を入れると死んでしまうから

蒸留水とは、水を沸騰させて発生した水蒸気を冷やしてできた水のことです。

蒸留によって不純物を99%除去できると言われていますが、冷やすときに空気中の不純物を吸ってしまうため、超純水より不純物が混ざった水=純水に値します。

この蒸留水に淡水魚を入れるとまもなく死亡してしまうのです。

この実験結果から、「純水は体内に取り込むと死亡する」と言われています。

しかし、淡水魚がなぜ死ぬのかというと、「蒸留水の中に酸素がないから、窒息死する」というのが実際のところ。

私達人間は水の中で呼吸ができるわけでもないですし、酸素を取り入れるために水を摂取しているわけではないので、かなり強引な理論です。

健康になる要素がないから

純水や超純水には、有害物質だけでなく健康のために必要なミネラル分も含まれていません。栄養素が何も無いので、健康に役立たない=健康を脅かす=危険と言うように変換されていったのですね。

水分補給にはなるけれど、栄養素はとれないのが純水です。しかし、だからこそ消化という負担をかけることなく水分補給ができるのです。
食事からミネラルを摂取できれば、飲み水が純水でも問題はありません。

美味しくないから

水を美味しく感じるには、カルシウムやカリウム、二酸化炭素が重要だと言われています。

特にカルシウムは、水の口当たりをやわらかくするために大切な要素です。

ミネラルの量が多すぎる硬水はクセが強く飲みにくい・ミネラル分の少ない軟水のほうが日本人の口に合っているといいますが、完全にミネラル分を取り除いた純水・超純水はクセがなさすぎて飲みにくいのです。

美味しくなくて栄養価値もなければ、たしかに「飲む必要がない」と判断されても仕方ないのかもしれません。

「純水・超純水を大量に飲むな」の真相

カルテを持つ医者
「純水・超純水は少し飲むだけなら大丈夫だけど大量に飲むと問題がある」「ミネラル欠乏症や急性ナトリウム欠乏症になる」という話があります。
ここでは、この噂の真相について解説します。

長期的に摂ることでミネラル欠乏症になる?

日本では、水道水が軟水のためミネラル不足に陥りやすいと言われています。それを、さらにミネラル分の少ない純水にしてしまうことでミネラル欠乏症になる、という理論です。

食事から摂取すれば問題はありません。

一度に大量摂取すると急性ナトリウム欠乏症になる?

脱水症状と同じ原理です。体内のミネラル濃度が下がり、血圧下降やショック症状をおこす・痙攣や昏睡を起こして最悪死に至る、と言われますが、これは、純水に限らず水でもお茶でも電解質の少ないスポーツ飲料でも起きます。

水分を取りすぎて体内の構成要素のバランスが崩れた状態です。

前述したように、塩分の補給をしないままに一度に大量の水分を摂ると起こる症状ですので、超純水が悪いわけではありません。

ちなみに、具体的な数字を挙げると、6リットルの水を一気に飲むと嘔吐や頭痛、脳の膨張を起こして、最悪の場合死に至ります。

以前アメリカでおこなわれた水飲みコンテストにて7リットルの水を一度に摂取した参加者が死亡する事故が起きています。

「純水・超純水を飲むのは危険」というのは迷信

丸

物質を溶かし込む性質が強いから危険・酸素を含まないから危険・ミネラルを摂取できないから危険と言われる純水と超純水。

しかし、実際には水のもつ物質を溶かし込む性質が強いことによって空気中・唾液中のあらゆる物質と混ざり合い、摂取するときには粘膜を溶かすほどの強い溶解性は保持できていません。

有害物質や内臓への負担になるミネラルを含んでいないので、アトピーなどのアレルギー体質の人や消化機能が発達していない赤ちゃんには、むしろ純水のほうが良いと言われています。