この記事を読んでいるあなたは
- ドライミストの冷却効果ってどれくらい?
- ドライミストは家庭でも取り入れられるの?
- 省エネ効果があるって言うけど導入費はいくらするの?
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、ドライミストの効果と導入方法についてお伝えしていきます。
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ドライミストとは
ドライミストとは、水を細かい霧状にして噴出し、気化熱によって冷却効果を得る機能のことです。
夏に商業施設などに出向くと、空中に設置されたスプリンクラーのような機器を見かけることはないでしょうか?あれが「ドライミスト」です。
ドライミストは、粒の直径が14~16ミクロンと小さく、蒸発が早いのが特徴です。
空気中に噴出されたミストは素早く気化し、周囲を濡らすことなく冷却できます。
ドライミストが優れているのは、その冷却性だけではありません。消費エネルギーはエアコンの約1/20と言われ、地球温暖化対策としても有効と言われています。
住宅向けのドライミスト機器も販売されており、室外機に設置することでエアコン稼働率の軽減が見込めます。
ドライミストの効果
ここでは、ドライミストの持つ「冷却」と「省エネ」、2つの効果について説明します。
冷却効果
一般的には2~3℃の冷却機能と言われるドライミストですが、実は効果を最大限に活かすことで4℃以上の冷却が可能です。
名古屋大学が2005年に実施したドライミストの冷却効果実験では、最大4.2℃の温度下降を記録しています。
実験の概要と結果は以下のとおりです。
- 実験場所は、屋外の日除けテント内
- 実施時期は、7~9月
- 「温度31℃以上・湿度60%以下・風速3m/s以下・降雨なし」の4条件が揃った日にのみミスト噴射
- 最大気温降下4.2℃
- 総実験時間433時間のうち、約150時間は気温が1℃以上降下
- 風速が2m/s以上になると、気温降下は1℃未満に抑えられた
実験結果からもわかるように、屋外で冷却効果を発揮するためには風がないことが条件になります。
しかし、反対に言えば、屋内では安定した冷却効果が望めるということです。
狭いビニールハウスであれば、家庭用に販売されている2万円前後のドライミストキットでも十分な効果が得られます。資金に余裕があれば、移動式のミストファンを導入することで更に効率よく、ハウス全体を冷却することができるでしょう。
規模の大きいハウスの場合、加えて高圧ポンプの導入が必要となりますが、冷房設備を導入する場合の維持費と比べると圧倒的に安価で済ませられます。
省エネ効果
ドライミストの持つもう一つの効果が、省エネ効果です。
ドライミストはミスト噴射に使う電力が必要なものの、エアコンの電気消費量に比べると、圧倒的に少ないエネルギーでの稼働が可能です。
エアコン代わりに設置することで、大幅な省エネ効果が見られることは言うまでもありません。
さらに注目すべきは、「エアコンとドライミストの併用」による省エネ効果です。
家庭用・業務用を問わず、室外機に設置することで、エアコン自体の消費電力を抑えることができます。
実際に日新電機がおこなった実験では、室外機の裏にミストを噴射した場合、通常時と比べて約10%の電力削減効果が認められたと記載されています。(ドライミスト噴霧による屋外機の省エネルギー)
家庭用ドライミストは、安いもので1万円程度、平均2万円もかければ導入可能です。
地球温暖化への対策ができる上に、電気代削減という直接的な恩恵も得られます。
ちなみに、探すと2,000円前後で売られているドライミスト機器もありますが、安価なものは粒が大きい傾向にあります。後述するドライミストの効果半減につながりますから、注意して選びましょう。
ドライミストの効果を軽減してしまう要素
ドライミストは大幅な冷却効果を発揮しますが、弱点も存在します。
ここでは、ドライミストの効果を下げてしまう4つの要素について解説します。
設置場所やメンテナンスに注意を払って、最大限ドライミストの効果を生かせるようにしましょう。
風速
ひとつめの弱点は、風速です。
名古屋大学が屋外テントでおこなった実験では、風速2m/s以上になるだけで気温効果が1℃未満になることが実証されています。
ドライミストは、一般的な冷房とは異なる性質を持った冷却機器です。局所的に気温を降下させることはできますが、辺り一帯を冷やす力は持ち合わせていません。
ドライミストを屋外に設置する場合、天候によって効果が左右されるということを覚えておく必要があります。
湿度
ふたつめの弱点は、湿度です。
ドライミストは、「瞬時に気化して辺りを濡らさない」と言われるものの、やはり場の湿度を上げてしまいます。
夏のジメジメとした暑さを思い浮かべてもらうとわかるように、湿度は体感温度とも密接に関わり合っています。
ビニールハウス内にドライミストを設置する場合、定期的に換気をして、湿度を調整する必要が出てくるでしょう。
水に含まれる不純物
みっつめの弱点は、水に含まれる不純物です。
一般的に、水道水にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれています。
人体にとっては栄養素ですが、化学的に言えば、水H2Oに含まれた不純物でしかありません。水は気化すれば何も残りませんが、カルシウムやマグネシウムは結晶化して周囲に残ってしまいます。
室外機付近にドライミストを設置する場合、これらの成分にも気を配る必要があります。
結晶化したカルシウムやマグネシウムが室外機のラジエーターに付着することで、熱交換を妨げて冷却効果を低下させてしまうからです。
ラジエーターとは、室内外の熱を循環させる管のことで、これによって室内の熱を外に出しています。
日本の水道水は軟水で、さほどカルシウムやマグネシウムの含有量は多くありません。
ただ、ラジエーターの機能を邪魔しないことを考えるのであれば、ミネラルを含まないRO水を使用するほうが安全だと言えるでしょう。
粒の大きさ
よっつめの弱点は、粒の大きさによって冷却機能が変わることです。
ドライミストは、水が気体になるときに周囲から熱を吸収する作用、気化熱を利用しています。
水が水のまま存在している状態では冷却効果は得られず、瞬時に気化させるためにはミストの粒が小さいほど良いのです。
14~16μmという粒の小さい霧をドライミストと呼ぶものの、安価なドライミスト機器では粒が大きいものが出回っているのも事実です。
冷却効果が薄れてしまうので、購入時には粒の大きさを確認するようにしてください。
ドライミストの冷却効果は抜群!自宅の室外機に設置するのもおすすめ
ドライミストの冷却効果は最大で4℃以上、省エネ効果は通常時と比べて-10%前後が見込めます。
購入費用こそ数万円かかるものの、導入後にかかる電気代と水道代はさほど多くはありません。
トータル的に見れば、十分もとが取れる価格設定と言えるでしょう。
近年の暑さは異常で、エアコンをつけずに過ごすという選択肢はありません。
環境のためにも家計のためにも、ドライミスト導入は一考の価値があるのではないでしょうか。
なお、月額費用が安いおすすめのウォーターサーバーを以下の記事にてご紹介しています。
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